格言（ことわざ）一覧表【知恵の宝庫！日本の格言・ことわざ集】

格言

2023.09.17

日本は古来より多くの知恵を生活の中に結びつけ、それを言葉にして伝えてきました。これらの言葉は、日本人の生活や考え方、文化に深く根付いています。今回は、日常生活の中で使われる「格言」や「ことわざ」を一覧表でまとめました。これらの言葉は、先人たちの知恵や教訓が詰まっており、現代においても多くの人にとって参考になるものばかりです。

格言（ことわざ）	格言（ことわざ）の意味
七転び八起き	失敗しても何度でも立ち上がること。
石の上にも三年	忍耐強く待てば良い結果が得られること。
果報は寝て待て	焦らず、じっくりと良い結果を待つこと。
十人十色	人それぞれ考え方や性格が違うこと。
世の中にたよりなし	この世には頼りになるものがないということ。
世の中を明るく	世の中に貢献して、人々を幸せにすること。
世の中を憂う	社会の問題を深く考え、憂いを感じること。
生みの親より育ての親	育ててくれた人の方が、生んでくれた人よりも大切だということ。
出る杭は打たれる	周囲と違うことをすると、非難されること。
東京の敵は大阪	自分のライバルとなる存在。
会者定離	出会いがあれば、必ず別れがくること。
案ずるより生むが易し	心配するより、実際に行動した方が簡単だということ。
一石二鳥	一つの行動で、二つの利益を得ること。
一期一会	一度きりの出会いを大切にすること。
一日一歩	一日に一つでも進歩すること。
一切は愛に始まり愛に終わる	すべてのものごとは愛から始まり、愛で終わること。
一を聞いて十を知る	少しの情報から、多くのことを推測すること。
井の中の蛙大海を知らず	自分の経験が狭いと、広い世界を知ることができないということ。
因果応報	自分の行動が、将来の報いとなるということ。
芋を洗うよう	協力しあって、仕事を進めること。
沈黙は金	無駄な言葉は避け、黙っている方が賢明であること。
類は友を呼ぶ	同じような性格や興味を持つ人々が集まること。
両手に花	どちらも良い選択肢に恵まれること。
老犬に新しい芸を教えない	年を取った人に新しいことを覚えさせるのは難しいこと。
渡る世間に鬼はなし	世の中には、本当に冷酷な人は少ないということ。
転ばぬ先の杖	事故や失敗する前に、予防策を講じること。
見ぬが花	現実には未知の困難があるため、理想化したイメージだけが美しいこと。
出る釘は打たれる	集団の中で異彩を放つ者は、しばしば批判の対象になること。
蓼食う虫も好き好き	人それぞれ好みや価値観が違うということ。
七事半を知る	物事の細かい所までよく知っていること。
朱に交われば赤くなる	環境や付き合う人によって、人は影響を受けること。
急がば回れ	急ぎすぎると失敗するので、慎重に進むことが早道であること。
弘法も筆の誤り	どんなに優れた人間でも、失敗はするものだということ。
木を見て森を見ず	細部にとらわれすぎて、全体の概要を見失うこと。
石橋を叩いて渡る	安全を確認しながら進むこと。
鶴の一声	権威ある人の一言で、事が進むこと。
豚に真珠	価値のあるものを、その価値をわからない人に与える無駄なこと。
二兎を追う者は一兎をも得ず	一度に二つのことをしようとすると、どちらも成功しないこと。

いかがでしたか？今回ご紹介した「格言」や「ことわざ」は、私たちの日常生活において、多くの場面で役立つものばかりです。これらの言葉には、長い歴史を通じて蓄積された人々の知恵や教訓が詰まっています。日常生活の中で困ったとき、迷ったとき、ぜひこれらの言葉を思い出して、自分自身を励まし、前向きに進んでいきましょう。

この他にも「言葉の知恵」で名言を紹介していますので興味のある方はご覧ください。